40年程前に米国の宇宙開発の方向性が示された中に、宇宙空間で構造物を構築して宇宙ステーションや宇宙版ガソリンスタンドなどを建造する場面が描かれていた。SF映画でも度々その姿が描かれている。まだ小規模な部品生産が中心だが、その動きが加速し、いよいよ宇宙建設時代が到来するのか楽しみだ。
Redwireは、展開可能な宇宙船構造で知られるコロラド州ロングモントのRoccor社を買収し、主要な宇宙インフラ会社になるために拡大を続ける意向を示した。
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2012年に設立されたRoccorは、宇宙船用の展開可能なブーム、構造物、アンテナ、熱製品、ソーラーアレイを供給している。Roccor社の技術は、NASA宇宙ミッション、米国国防総省ミッション、および商業宇宙ミッションの７５のミッションで宇宙飛行している。
プライベートエクイティ企業であるAEインダストリアルパートナーズは、Deep SpaceSystemsとAdcoleSpaceの買収により、2020年6月にRedwire社を設立した。その後、Redwireは、宇宙空間で３Dプリンティング技術を使って構造物生産技術を開発するMade In Space社も買収した。
Roccorを買収することにより、Redwireはその技術事業を拡大し、商用および軍事衛星用の展開可能な構造開発を事業に含めることになる。