2006-06-27 人工衛星「まいど1号」完成は07年秋に 東大阪

 東大阪宇宙開発協同組合(大阪府東大阪市、竹内修理事長)は27日、町工場の技術を生かした人工衛星「まいど1号」の完成時期が07年秋ごろになると発表した。当初目標は今春だったが、初めての試みで研究開発の遅れなどが重なったという。打ち上げは08年度以降になる見込み。

 まいど1号は一辺50センチの立方体に太陽電池を張った小型の多目的人工衛星。03年10月に新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が約7億円の助成を決め、同組合と宇宙航空研究開発機構(JAXA)、大学などが技術提携して安価での量産を目指している。 (asahi.com)