2006-05-12 衛星不具合で79億円の赤字。JSAT決算

  通信衛星運営会社のJSATが12日発表した平成18年3月期連結決算は、昨年7月に発生した通信衛星「JCSAT―1B」の不具合による特別損失が響き、最終損益が79億円の赤字となった。売上高は前期比1.0%減の439億円だった。CS放送のスカイパーフェクト・コミュニケーションズとの経営統合に向けた交渉についてJSATの磯崎澄社長は、「話は継続しているが、発表できる内容はまだない」と説明し、まず両社の連携を強化していく方針を強調した。(サンケイ)