2007-07-06 マレーシア人初の宇宙飛行、多くの国民がムダと認識?

マレーシア人初の宇宙飛行士が10月10日にロシアのロケットで打ち上げられる予定だが、多くのマレーシア国民はこの計画に対しあまり重視していないようで、真面目に取り組んでいる関係者らはガッカリしている。
最近行った調査によると、多くの国民が「金と時間のムダ」と考えており、甚だしくは、過去にうわさで流れた「無重力空間でテー・タレ(マレーシア人が好むミルクティー)を作る」といった、チャチな実験をやるだけだろうと思っているのだという。
計画責任者のズルケフェリー氏は、マレーシア人宇宙飛行士が、肝臓ガンや白血病細胞、バクテリア、タンパク質の結晶化といった4つの高度な科学実験を行う予定であると強調。短い滞在時間に分刻みでスケジュールをこなすことになっており、決して「子供の遊び」ではないと述べた。
(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ)