2010-04-06 X-48Bの初期モデル飛行実験に成功

NASAとボーイングのファントムワークスは、翼胴一体型の航空機の縮小版を使用して飛行試験を実施した。この機体は浮揚力を高める。この機体には多くの旅客を機体の中心部に収容可能であり、従来の機体よりも燃費が大幅に削減できる。

今回試験に使用した機体は、実物の8.5パーセント。翼幅は6メートル程度。NASAドライデン飛行研究センターで実施された。

X-48BプログラムはNASAの新環境共生航空プロジェクト(Environmentally Responsible Aviation Project:ERA)の一環で、将来を見据えたより燃料効率が良く静寂な航空機を開発することにある。