応が可能な衛星打ち上げロケットシステムが発表された。開発してるのはノースロップグラマン社。準備期間が48時間以内で特別の目的を持った衛星を地球低軌道に打ち上げることが可能。
この開発は米空軍が要求する衛星の短期打上げに対応するもの。
ノースロップのアイディアはHLV(Hybrid Launch Vehicle)と呼ばれておr、打上げコストを中規模の使い捨てロケットの約3分の2まで低減することを目指している。
システムは再使用型で航空機のような第一段を使用し、使い捨ての上段と組み合わせたものとなる。垂直に離陸し、有翼の第一段目が上段を押し上げ、音速の7倍まで加速させる。その後高度約45kmあたりで上段を切り離す。
その後上段が衛星を軌道に投入したり、従来の兵器を目標地点まで運ぶことになる。第一段目は自律無人機となって地上に帰還し、水平着陸する。HLVの第一段目はロケットエンジンを使用し、帰還するときはスクラムジェットエンジンと組み合わさって着陸する。
現在、20ヶ月、$3Mのスタディと分析作業を空軍宇宙ミサイルシステムセンターとの契約で、アーキテクチャの開発を行っている。