2006-08-01 南ア、宇宙庁設立へ、ロシアから超小型衛星打上

南アフリカは宇宙庁設立で議会の承認を得た。これを受けて科学技術促進の一環として最先端技術を促進するための宇宙庁設立向けて動き出す。ただし、組織体制や予算等に関する提案を議会に提出する必要がある。

南アは天文学分野では世界をリードする国の一つである。南アフリカ大型望遠鏡(Salt)を持ち、天文観測では実績のある国である。同じアフリカのナイジェリアは5年前に宇宙庁を設立しており、衛星技術を開発するとこで鉱物資源探査では一歩進んだことになる。12月には南フはロシアから超小型衛星を打上げる予定である。この衛星は地方企業のSunSpaceと呼ばれる南フ企業によって開発製造された。

衛星打上に成功すると、南フの画像を宇宙から送信することになっている。画像は土地利用や基盤整備、政策決定に利用される。