宇宙エンジニアリング会社のSpaceDev社は、空軍研究所からナノ衛星（重量にして数キログラムから数十キログラム程度まで）の基本設計契約を調印した。契約内容には親衛星の宇宙周辺環境における状況認識情報を個々が提供できる能力を有するナノ衛星の基本的内容検討ということになる。
SpaceDevが設計する特定宇宙領域監視自律型ナノ衛星（Autonomous NanoSatellite Guardian for Evaluating Local Space：ANGELS)にはハードウェア組立、詳細設計概要、ソフトウェアと飛行アルゴリズム、運用マニュアル、試験計画、インタフェース管理文書作成などが含まれる。 契約では実験打上げを2009年までに実施、衛星寿命は静止軌道で1年、目標としては寿命3年を目指す。